「4375 セーフィー」を新規購入しました

個別株

みなさんこんにちは😊
SHOWです!

タイトルにある通り、「4375 セーフィー」を新規で購入しました。

このブログは私個人が後に見返すため、自己満足で書いているブログですので、この記事を見て投資してみようとかはお勧めしません。投資はあくまで自己責任でお願いします。

セーフィーの企業説明は以下の通りです。

映像プラットフォーム会社。サブスクリプション型課金のクラウド型映像モニタリング・録画サービス「Safie」(映像録画、セキュア通信、カメラの管理、顔認証、動体・音声自動アラート)の開発・運営。監視カメラサービスは小売・外食・不動産・建設・警備・自治体などの幅広い業種に導入実績(課金カメラ台数は約20万台)。主要製品はAIカメラ「Safie one」、モバイルカメラ「Safie Pocket」、アプリケーションサービス(顔認証入退室「Safie Entrance」、人数自動カウント「Safie AI People Count」)。NTTグループ、Canonグループ、SECOMグループ、関西電力グループなどの企業グループと資本・業務提携(販売パートナー、OEM供給)。2022年エッジAI搭載カメラ「Safie One」をリリース。主要取引先はNTT東日本、オリックス。

セーフィー企業概要(「マネックス銘柄スカウター」より引用)
セーフィー公式HPより引用

投資理由

投資理由は以下の三点です。

  • 実際に利用して、良いサービスだと感じたこと(購入理由の75%)
  • 長期的な課金カメラ台数の増加が考えられること(購入理由の20%)
  • 円高メリット銘柄であること(購入理由の5%)

実際に利用して、良いサービスだと感じたこと

 実は私が所属している会社で、セーフィーのカメラを導入しているのですが、実際に映像やアプリを触った際、「こんなサービスあるんだー。すご!!」と感動したのを覚えています。

 本来監視カメラというと、「外付けのHDDに映像を保存しておいて、何かあった時に見直す」というようなイメージだと思うのですが、本銘柄の製品は映像がクラウド上でリアルタイムで視聴できるので、HDDの様な付属品がいらないのが特徴となっています。

セーフィー公式HPより引用

 また、本製品の特長として、ポケットに仕舞うことができるようなカメラを取り揃えていること、監視カメラの向きをアプリ上で自由に変更できること、アプリのUIが感覚的に操作でき、分かりやすいことがあげられます。

 このように実際にサービスを利用し、その価値感やビジネスモデルを深く理解していることが本銘柄を購入するに至った一番の理由になります。

長期的な課金カメラ台数の増加が考えられること

 「ここ最近、日本の治安が悪くなったなぁ」と感じることはありませんか?
 一庶民の感覚的な話ですが、私はそう感じています。

 ルフィー事件に代表される強盗殺人事件や闇バイトという言葉をよく聞きますし、前首相の安部晋三が襲撃され亡くなられる事件も発生しています。
 安部晋三氏だけでなく、岸田首相も模倣犯による襲撃を受けていますね。
 さらには寿司ペロ事件のような飲食店への迷惑行為が大きく取り上げられるようになりました。

岸田首相襲撃事件(日本経済新聞より引用

 このような犯罪・迷惑行為の対策として、ファーストチョイスに入ってくるのは監視カメラです。

 上記の理由から、私は長期的に監視カメラ需要が増加するのではと考えています。
 その際にセーフィーの製品が検討されることは間違いありません。
 特に大企業になればなるほど店舗数が増えますので、「実際に現場に行かないとそもそも見れない」「いちいちHDDを購入する必要がある」従来型の監視カメラよりも、中央で一括で監視できるクラウド型のカメラのほうが利点があるように思います。
 このため、セーフィーのカメラは特に大企業向けに強いと私は考えています。川上に強い企業は1つの営業で大きな利益が上げられること、一度契約が成立したらなかなか他企業の製品が導入されないことから、構造的に参入障壁があるようにも考えています。

 市場についてですが、1,000人当たりの監視カメラ台数は、日本が1に対して中国は460であることなどから、いずれ海外展開を進める際に十分な市場が存在していることも購入理由の一つです。

円高メリット銘柄であること

 本銘柄は、AWSのクラウドを利用しており、その決済方法はドルとなっています。
 セーフィーのリカーリング収益の約50%はクラウド収益であり、その原価はAWSのドル建て決済であるため、円安の影響を大きく受けています。しかし、AWS等のボリュームディスカウント等のコスト低減策による影響で、粗利率の大きな低減は起こっていないのが現状になります(セーフィー株式会社 個人投資家向け説明会【2023年11月20日】)。
 クラウドの粗利率は7割であることから、全体に占めるクラウドの原価は0.5(全体のリカーリング収益割合)×0.3(クラウドの原価)=0.15で15%であり、ドル円が150円⇒120円に低減したとして3%の粗利率改善につながります。

2023年12月期第3四半期決算説明資料より引用

 このように円高によって粗利率の改善につながる円高メリット銘柄であることも投資理由の一つです。

本銘柄の懸念点

 本銘柄の一番の懸念点は、赤字を常に出している点ですね。

2023年12月期第3四半期決算説明資料より引用

 3Qの段階で約4億円の赤字です。あくまで人員の確保などの先行投資をしているために、どうしても利益が少なくなるのは仕方がないのですが、常に赤字であるのは気になるところです。
 人員の増加に対して、売上高が思ったより上昇していないのも気になる点ですね。
 BS上の資本剰余金は80億ほど残っているので、まだまだ戦えますが、赤字が継続することによる増資リスク等は年を追うごとに高まるのではないかと懸念をしています。
 まぁSaaS型の企業であるので、赤字であるのは特に気にしなくてもいいかもしれませんが、割安性などを判断するのには一苦労という所でしょうか。

 黒字化のタイミングですが、「セーフィー株式会社 個人投資家向け説明会【2023年11月20日】」にでの説明段階では、少なくとも来年度の黒字化は無さそうです。
 中長期的な経営戦略は2023年度の本決算で示されるとのことですので、そこで発表される経営戦略が投資家の期待を下回るようであれば株価の大きな低減を招く危険性も占めています。

まとめ

 いずれにしろ、本銘柄は何年もかけて持つような長期向けの銘柄です。
 短期的な株価上昇要因として、円高になること、2023年度の本決算で示される中長期的な経営戦略の善し悪しによると思われます。
 リスクとして、増資の懸念があげられますが、まだ80億円の資本剰余金があるので、2,3年後の話ではありません。

 と、いうことで、まずは試し買いとして780円で100株ほど購入しました😊

 85億円の売り上げに対して時価総額は440億円のため、若干割高感がしなくもないですが、試し買いなので半分に下がってもまぁいいとしましょう🤪
 
 新規に購入した銘柄は今後も記録を残しておいて、あとで見返すスタイルにしています。
 継続することで、私の投資スタイルも磨かれると信じています。

 それではまた次の銘柄でお会いしましょう!

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